備前焼について

備前焼のご紹介

備前焼は一品一品手造りであるため、陶器の中では比較的に高価ではございますが、人の心を癒す美しさ・気品があるように思います。それは自分自身を主張しすぎず、主役の花や食材を引き立てるといった効果があるせいかもしれません。また焼締めであるが故に非常に質の良いとされた伊部土の土肌を直接触れて感じられるからかも知れません。三晃庵では少しでもこの備前焼の素晴しさを理解していただくと同時に親しんでいただくお手伝いができればという思いで作陶に励んでおります。

備前焼の特徴

1.水・お茶を美味しくします
備前焼は内部が緻密な組織をしているため比熱が大きい、という特徴があります。比熱とは、1kgの物質の温度を1℃上昇させるのに必要な熱量のことで、比熱が大きいということは、温度上昇に必要な熱量が大きいということになります。備前焼は、この比熱が大きいため、保温力が強く、飲み物が熱しにくく冷めにくくなります。

2.花を長く活けられます
備前焼には微細な気孔と若干の通気性があるため、長時間生きた水の状態が保たれ花が長もちします。鮮度が保たれたお水でお花を活けると、花もちが良く、長く楽しむことができます。

3.ご飯が美味しくいただけます
ご飯を炊く時に備前焼の玉を入れると、ご飯がふっくら美味しく炊けます。これは経験上申し上げられることですが、確かにご飯が美味しくいただけました。また、釉薬をかけずに焼締められた飯茶碗にある微細な凸凹が、飯粒を器にくっつきにくくするため、ご飯が食べやすくなります。お料理についても、備前焼は水分の蒸発力が弱いため、お料理の乾燥を防ぎ、新鮮さを保ちます。

4.ビール・各種お酒を美味しくします
ビールを備前焼のグラスに注ぐと、備前焼の微細な凹凸でビールの発砲能力が高まり、きめ細かな泡が長もちし香りを逃がさないのでより美味しく飲むことができます。また、備前焼の内部に微細な気孔があるため、若干の微細な通気性が生じます。これにより、酒、ウィスキー、ワインの香りが高くまろやかで、こくのある味に変身を促します。

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